産総研(AIST)>分散型熱物性データベース

分散型熱物性データベースは液体、固体、高温融体に関する熱伝導率、 比熱容量、熱拡散率、密度、表面張力、蒸気圧などの熱物性値を収録しており、 無料でご利用いただけます。(開発・運営:産業技術総合研究所)

Webブラウザから利用する: TPDS-web

ご案内

約3,600物質・材料に渡り、合計11,800件以上の物性データ(機械特性、光学特性、XRDスペクトル等を含む)を無償でご利用いただけます。右欄のDB閲覧項目からデータベースへアクセスできます。また、下記データ紹介のリンクからも直接データベースへアクセスできます。

熱物性標準研究グループのご紹介

熱物性標準研究グループは標準供給(標準物質開発、依頼試験)に加えて、技術コンサルティングや共同研究による熱物性評価を実施しています。下記グループHPを一度ご覧頂けますと幸いです。

熱物性標準研究グループHP

熱物性標準供給のHP

タングステンの熱物性データ (熱伝導率、熱膨張係数、比熱、電気抵抗率、分光放射率)

1.タングステン代表値
-熱伝導率、電気抵抗率、線膨張係数について、CODATAの推奨値収録
-定圧比熱、定積比熱データを収録

1.1.タングステン(SRM737)
- NBS(現NIST,アメリカ国立標準技術研究所)配布の認証標準物質SRM737の熱膨張係数データ(温度範囲80K−1800K)

2.タングステン多結晶:C.Y.Hoらによる熱伝導率データの推奨値を収録

2.1.タングステン多結晶
-分光放射率の実測データを収録
-線膨張係数を収録

2.2.タングステン(99.95%)
-定圧比熱、半球全放射率、分光放射率を収録

3.タングステンバルク(結晶情報不明):
-パルス通電加熱法で測定された電気抵抗率と定圧比熱(温度範囲:1200K-3600K)データを収録
-パルス通電加熱法で測定された半球全放射率(温度範囲:2000K-3600K)データを収録
-過渡干渉測定法で測定された熱膨張率(温度範囲:1500K-3600K)データを収録
-分光放射率データを収録

溶融タングステンの熱物性データ (エンタルピー、エントロピー、定圧比熱、熱伝導率)

1.溶融タングステン
-C.Y.Hoらによる熱伝導率データの推奨値を収録
-エンタルピー、エントロピー、定圧比熱、を収録

1.1.溶融タングステン(Grade1):
-静電浮遊法によって計測された表面張力、粘性係数データを収録。(データ提供:JAXA石川教授)
-エンタルピー、熱伝導率を収録

- DB閲覧:Webブラウザから-

TPDS-web

 OS,ブラウザに依存しない、閲覧システムで簡易検索、データ比較等ができます。

■データ更新情報