産総研(AIST)>分散型熱物性データベース

分散型熱物性データベースは液体、固体、高温融体に関する熱伝導率、 比熱容量、熱拡散率、密度、表面張力、蒸気圧などの熱物性値を収録しており、 無料でご利用いただけます。(開発・運営:産業技術総合研究所)

Webブラウザから利用する: TPDS-web

ご案内

約3,600物質・材料に渡り、合計11,800件以上の物性データ(機械特性、光学特性、XRDスペクトル等を含む)を無償でご利用いただけます。右欄のDB閲覧項目からデータベースへアクセスできます。また、下記データ紹介のリンクからも直接データベースへアクセスできます。

熱物性標準研究グループのご紹介

熱物性標準研究グループは標準供給(標準物質開発、依頼試験)に加えて、技術コンサルティングや共同研究による熱物性評価を実施しています。下記グループHPを一度ご覧頂けますと幸いです。

熱物性標準研究グループHP

熱物性標準供給のHP

104件の新規データ公開 2016年04月13日

分散型熱物性データベースでは、新たに104件のデータを新規に公開しました。DLCやCVDダイヤモンドのダイヤ材料、GaN,InNなどのワイドバンドギャップ半導体、高温高圧下での鉱物等に関する熱物性データを整備しました。主な公開データは以下通りです。

1.DLC(ダイヤモンドライクカーボン)薄膜、およびCVDダイヤモンドの熱拡散率、熱伝導率

2.バルクGaN(窒化ガリウム)の熱伝導率

3. バルクInN(窒化インジウム)の密度、比熱容量、熱拡散率、ギブスエネルギー、エンタルピーなど

4.カンラン石(Olivine)ガーネット(Garnet)ステショフ石(Stishovite)コーサイト(Coesite)などの熱拡散率および熱伝導率の圧力・温度依存性データ

- DB閲覧:Webブラウザから-

TPDS-web

 OS,ブラウザに依存しない、閲覧システムで簡易検索、データ比較等ができます。

■データ更新情報