産総研(AIST)>分散型熱物性データベース

分散型熱物性データベースは液体、固体、高温融体に関する熱伝導率、 比熱容量、熱拡散率、密度、表面張力、蒸気圧などの熱物性値を収録しており、 無料でご利用いただけます。(開発・運営:産業技術総合研究所)

Webブラウザから利用する: TPDS-web

熱物性標準研究グループのご紹介

熱物性標準研究グループは標準供給(標準物質開発、依頼試験)に加えて、技術コンサルティングや共同研究による熱物性評価を実施しています。下記グループHPを一度ご覧頂けますと幸いです。

熱物性標準研究グループHP

熱物性標準供給のHP

【講演案内】第40回日本熱物性シンポジウムでのオーガナイズドセッション

リリース日:2019/09/03

第40回日本熱物性シンポジウムは2019年10月28〜30日にかけて、長崎市 長崎ブリックホールにて開催されます。データベース関連のオーガナイズドセッション「マテリアルズインフォマティクスに関わる熱物性データベースと技術」は10月29日午前中に開催予定です。

会議名:第40回日本熱物性シンポジウム
会期:2019年10月28日-30日 
場所:長崎県長崎市 長崎ブリックホール
ホームページ: 第40回日本熱物性シンポジウム

【講演案内】第39回日本熱物性シンポジウムでのオーガナイズドセッション

リリース日:2018/09/05

第39回日本熱物性シンポジウムは2018年11月13〜15日にかけて、愛知県名古屋市のウインクあいちにて開催されます。データベース関連のオーガナイズドセッション「マテリアルズインフォマティクスに関わる熱物性データベースと技術」は11月13日午前中に開催予定です。

会議名:第39回日本熱物性シンポジウム
会期:2018年11月13日-15日 
場所:愛知県名古屋市 愛知県産業労働センターウインクあいち
ホームページ: 第39回日本熱物性シンポジウム

【講演案内】第38回日本熱物性シンポジウムでのオーガナイズドセッション

リリース日:2017/10/18

第38回日本熱物性シンポジウムは2017年11月7〜9日にかけて、産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂にて開催されます。データベース関連のオーガナイズドセッション「マテリアルズインフォマティクスに関わる熱物性データベースと技術」を11月8日午前中に開催します。ご興味のある方は奮ってご参加ください。

会議名:第38回日本熱物性シンポジウム
会期:2017年11月7日-9日 
場所:産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂
ホームページ: 第38回日本熱物性シンポジウム

【学会案内】IUMRS-ICAM2017

リリース日:2017/08/01

国際会議IUMRS-ICAM2017が京都大学吉田キャンパスで開催されます。8月29日にシンポジウムB-1にて熱物性データベースにおける材料とプロセス情報収録へ向けた機能拡張のについて発表します。

会議名:IUMRS-ICAM2017
会期:2017年8月27日-9月1日 
場所:京都大学吉田キャンパス
ホームページ: IUMRS-ICAM2017

【学会案内】第38回日本熱物性シンポジウム

リリース日:2017/04/05

第38回日本熱物性シンポジウムは2017年11月7〜9日にかけて、産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂にて開催されます。みなさま奮ってご参加ください。

会議名:第38回日本熱物性シンポジウム
会期:2017年11月7日-9日 
場所:産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂
ホームページ: 第38回日本熱物性シンポジウム

【学会発表】第17回熱設計・熱対策シンポジウム

リリース日:2017/04/05

第17回熱設計・熱対策シンポジウムは2017年4月19〜21日にかけて、千葉県の幕張メッセにて開催されます。当データベース担当者が下記タイトルにて講演を行いますので、ご興味がある方は、奮ってご参加ください。

講演タイトル:熱物性データベースの整備と活用方法
講演セッション:F4デバイス・材料
講演日時:2017年4月20日の午後セッション(14:15-17:00)

講演者:  山下雄一郎(産総研)
詳細ホームページ: 第17回熱設計・熱対策シンポジウム

【学会発表】第37回日本熱物性シンポジウム

リリース日:2016/11/17

第37回日本熱物性シンポジウムは2016年11月28〜30日にかけて、岡山国際交流センターにて開催されます。当データベースは下記タイトルにて講演を行います。

講演タイトル:分散型熱物性データベースの開発(13)-物性相関に基いたデータ整合性検証-
著者:  山下雄一郎(産総研)
ホームページ: 第37回日本熱物性シンポジウム

【学会案内】ATPC2016-アジア熱物性会議-

リリース日:2016/04/13

アジア熱物性会2016(ATPC2016)が2016年10月2-6日に横浜市パシフィコ横浜にて開催されます。産総研熱物性データベースは、オーガナイズドセッション「OS2:Database and Standards」を担当します。ご興味のある方は、是非カンファレンスにご参加ください。

OS名:Database and Standards
担当:  山田修史、山下雄一郎(産総研)
ホームページ: アジア熱物性会2016(ATPC2016)

【学会発表】第36回日本熱物性シンポジウム

リリース日:2015/10/16

第36回日本熱物性シンポジウムは2015年10月19〜21日にかけて、東北大学(片平キャンパス)にて開催されます。当データベースは下記タイトルにて講演を行います。

講演タイトル:分散型熱物性データベースの開発(12)- 熱物性式データの整備と活用-
著者:  山下雄一郎(産総研)
ホームページ: 第36回日本熱物性シンポジウム

【学会発表】第35回日本熱物性シンポジウム

リリース日:2014/11/26

第35回日本熱物性シンポジウムは2014年11月22〜24日にかけて、東京工業大学にて開催されました。当データベースは下記タイトルにて講演を行いました。

講演タイトル:分散型熱物性データベースの開発(11)- 不確かさ表示機能の開発-
著者:  山下雄一郎(産総研)、馬場哲也
ホームページ: 第35回日本熱物性シンポジウム

【学会発表】第34回日本熱物性シンポジウム

リリース日:2013/10/8

第34回日本熱物性シンポジウムは2013年11月20〜22日にかけて、富山県民会館にて開催されます。当データベースは下記タイトルにて講演を行います。

講演タイトル:分散型熱物性データベースの開発(10)- OpenMathを用いた数式データの表現-
著者:  山下雄一郎(産総研)、馬場哲也、芦野俊宏(東洋大)
ホームページ: 第34回日本熱物性シンポジウム

【イベント・展示】産総研オープンラボ

リリース日:2013/10/8

産総研オープンラボは2013年10月31〜11月1日にかけて、産総研つくばセンター全域にて開催されます。当データベースも参画している「産総研物質・材料データバンク」の展示とデモを行います。オープンラボには無料(要事前参加登録)でご参加いただけますので、この機会にぜひご来所ください。

展示タイトル:物質・材料データバンク
発表者:  山下雄一郎(産総研)、馬場哲也
ホームページ: 産総研オープンラボ ポスター内容

【学会発表】ATPC2013

リリース日:2013/10/8

The 10th Asian Thermophysical Properties Conferenceが韓国済州島にて、2013年9月29日〜10月3日にかけて開催されます。当データベースは下記タイトルにて講演を行いました。

講演タイトル:Semantic mathematical representation using OpenMath for equation data in Network database system for thermophysical property data
著者:  山下雄一郎(産総研)、馬場哲也、芦野俊宏(東洋大)
ホームページ: ATPC2013

【学会発表】第33回日本熱物性シンポジウム

リリース日:2012/9/7

第33回日本熱物性シンポジウムは2012年10月3〜5日にかけて、大阪市立大学にて開催されます。当データベースは下記タイトルにて講演を行います。

講演タイトル:分散型熱物性データベースの開発(9) -データの品質管理-
著者:  山下雄一郎、馬場哲也
ホームページ: 第33回日本熱物性シンポジウム

【イベント】H24年度第1回科学技術データベース懇談会

リリース日:2012/9/7

本年度第1回の科学技術データベース懇談会を東洋大学白山第2キャンパスで開催いたしました。プログラム、議事メモなどは懇談会HPを御覧ください。

ホームページ: CODATA部会/科学技術データベース懇談会

【学会発表】15th International Congress on Thermal Analysis and Calorimetry

リリース日:2012/9/7

4年に1度開催されるICTACが2012年8月20-24日にかけて開催されました。この中で熱分析熱測定分野における分散型熱物性データベースの応用に関しての講演を行いました。

講演タイトル:Introduction of the network database system for thermophysical property data developed by National Metrology Institute of Japan
著者:   Yuichiro Yamashita, Tetsuya Baba
ホームページ: Fifteenth International Congress on Thermal Analysis and Calorimetry

【学会発表】The Eighteenth Thermophysical Property Symposium

リリース日:2012/7/18

Thermophysical Property SymposiumはアメリカNISTが主体となって3年に1度コロラド大学ボルダー校で開催されます。 弊所が開発した薄膜熱物性データベースの開発に関する発表を行いました。

講演タイトル:Development of Thermophysical Property Database for Thin Films in NMIJ/AIST
著者:   Yuichiro Yamashita, Takashi Yagi, Naoyuki Taketoshi, Tetsuya Baba
シンポジウム公式URL: Eighteenth Thermophysical Property Symposium

【学会発表】The 3rd Asian Materials Data Symposium -AMDS2012-

リリース日:2012/3/6

Asian Materials Data Symposium 略称AMDSは日中韓が主体となって開催される材料データやデータベースに関する国際会議です。日本の研究機関である物質・材料研究機構がホストとなって、2012年4月15-18日に那覇市自治会館にて第3回が開催されます。本国際会議にて、産総研の分散型熱物性データベースについても講演が予定されており、システムの開発状況等についてご報告する予定です。スケジュール等はAMDS2012の公式サイトに詳細が掲載されておりますので、ご参照下さい。

講演タイトル:Progress report of network database system for thermophysical property data in NMIJ/AIST
著者:   Yuichiro Yamashita, Tetsuya Baba
シンポジウム公式URL: http://amds2012.nims.go.jp/

【データ更新報告】窒化チタン薄膜、アルミナ薄膜、透明導電膜

リリース日:2012/3/6

JJAPVol.50,No.11のThermal Design and Thermophysical Property for Electronics and Energy特集号に掲載された論文で使用した、窒化チタン(TiN)薄膜アルミナ(Al2O3)薄膜透明導電膜(ITO)について熱物性、電気物性、XRD、光学特性等のデータを公開しております。特に熱物性データに関しては、産総研の熱物性標準研究室で開発されたサーモリフレクタンス法によって測定された、非常に信頼性の高いデータとなっております。3種類の材料について、合計で40件程度の物性データが収録されております。

 

【データ更新報告】高信頼熱物性データセット(バルク材)

リリース日:2012/3/6

産総研計測標準研究部門 材料物性科 熱物性標準研究室にて不確かさの評価された高信頼熱物性データセットを約20件取得し、公開しております。金属バルク材料が対象で、熱膨張係数、熱膨張率、比熱容量についての熱物性データセットが公開されております。

詳細ページ:Link

【論文発表】Japanese Journal of Applied Physics特集号Vol50,No.11

リリース日:2011/11/29

JJAPVol.50,No.11のThermal Design and Thermophysical Property for Electronics and Energy特集号に当データベースに関する論文が掲載されました。今後データの拡充を予定している薄膜熱物性データについて、収録ルール、取り扱うデータの種類など、分散型熱物性データベースを拡張した薄膜熱物性データベースの開発について記述しています。(現在Free Accessとなっており、自由に閲覧できます。)

論文名:Development of Network Database System for Thermophysical Property Data of Thin Films
著者:   Yuichiro Yamashita, Takashi Yagi, Tetsuya Baba
アブストラクトURL: http://jjap.jsap.jp/link?JJAP/50/11RH03/
論文DOI:http://dx.doi.org/10.1143/JJAP.50.11RH03

【学会発表】第32回日本熱物性シンポジウム

リリース日:2011/11/9

日  時: 2011年11月22日(火) 9:00-10:40
O   S: OS13データベースの新方向
場  所: 慶應義塾大学日吉キャンパス

題  目: 【レビュー講演】e サイエンスによる熱物性 研究と分散型熱物性データベース
著者:   馬場哲也(産総研)、山下雄一郎

題  目: 薄膜熱物性データベースの開発(3)(実測 データと材料データの収録)
著者:   山下雄一郎(産総研)、八木貴志、竹歳尚之、馬場哲也

【システム更新】TPDS-web/fullアップデート

リリース日:2011/05/12

新バージョンで追加されたの機能(紹介ページ)

1.グラフ重ね描き機能の強化

従来同一の物質フォルダに収録された物性データに対して、グラフの重ね描き機能を提供しておりました。今回のバージョンアップで異なる物質フォルダ(例えば銅とアルミニウム)に収録された熱物性データを同一グラフに重ねて描画する機能を追加しました。

【システム更新】InetDBGV3.0.13リリース

リリース日:2011/05/12

バージョン3.0.13の新機能(詳細ページ)

1.材料形状情報の収録強化

グレードレベル、ロットレベル、試料レベルにおいて、材料の形状情報を収録・公開できるようになりました。

2.結晶情報への対応

結晶粒径、結晶状態、結晶系などを細かく収録・公開できるようになりました。

【コンテンツ更新】新規データ公開情報

リリース日:2011/4/1

新たに約300件のデータを公開しました。(詳細ページ
基盤的な固体材料の熱物性データを中心に新規に公開いたしました。

【学会発表】平成22年度 固体熱物性クラブ会合

リリース日:2011/2/2

日  時: 2011年2月22日(火) 13:15〜16:30
場  所: 秋葉原コンベンションホール 5C会議室(5F) -会場web-
参加費:無料

題  目: 分散型熱物性データベースの開発
講演者:   山下雄一郎(産総研)

講演概要:
分散型熱物性データベースの今年度の活動(物性データの公開状況、閲覧 機能の紹介、検索サービスの拡張機能)と今後の活動方針について報告を行いま す。

e-Therm2010:エレクトロニクスとエネルギー分野の熱設計と熱物性に関する第2回国際シンポジウム

リリース日:2010/8/6

2010年12月15日から17日にかけて産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂において e-Therm 2010 "2nd International Symposium on Thermal Design and Thermophysical Property for Electronics and Energy" を開催します。データベース関連のセッションも企画されておりますので、ご講演・ご参加ください。
シンポジウムWeb第1回会告e-Therm2010

新規データ公開情報

リリース日:2010/8/6

新たに55件のデータを公開しました。(詳細ページ
基盤的な流体の熱物性や高温融体の熱物性が新規に公開されました。

高温融体熱物性データ(密度、表面張力、粘性係数)の公開

リリース日:2010/4/13

収録データの概要

(独) 宇宙航空研究開発機構 石川毅彦 教授のご協力の下、純金属の高温融体熱物性データを収録・公開いたしました。下記収録物質リストの22物質について密度、表面張力、粘性係数を収録しています。これらの物性は静電浮遊法により計測され、融点が3,000℃を超えるタングステン等の溶融物の貴重なデータを収録しています。

収録物質リスト

タングステン、チタン、ジルコニウム、ニオブ、バナジウム、コバルト、ニッケル、イットリウム、
モリブデン、 ルテニウム、ロジウム、パラジウム、ハフニウム、タンタル、レニウム、
オスミウム、イリジウム、白金、ランタン、プラセオジム、ネオジム、セリウム

計測手法の紹介

静電浮遊法(Electro Static Levitation、以下ESL)は、溶融金属の各種物性を非接触で計測可能な手法です。一般的にESLを含む無容器浮遊法は、容器と試料の反応がなく、試料汚染のを回避した計測が可能です。さらに、凝固時の過冷却状態を長時間作り出すことができるため、過冷却液体の研究に適していると言えます。ESLにおける密度計測は、浮遊状態の試料形状が真球に近いため、カメラ画像より体積を算出し、質量を体積で割る方法が採用されていれます。表面張力と粘性係数は高温融体液滴を振動させた際の周波数や振動の減衰具合から求められます。(詳しくは参考文献1をご参照ください。)

参考文献
1.T.Ishikawa, P.-F.Paradis, T.Itami, S.Yoda, "Non-contact thermophysical property measurements of refractory metals using an electrostatic levitator", Meas. Sci. Technol., 16(2005) 443-451.
2.石川毅彦, P. -F. Paradis, 正木匡彦, "静電浮遊法:これまでの成果と今後",Space Utiliz Res, 22 (2006)

参考資料
1.JAXA 石川・岡田研究室ホームページ
2.石川毅彦, "静電浮遊法を利用した高温融体の熱物性計測", 第2回 固体熱物性クラブ講演資料, 2006

平成21年度 固体熱物性クラブ全体会合およびデータベース・薄膜熱物性WG会合

日  時: 2010年1月26日(火) 09:30〜17:00
場  所: 秋葉原コンベンションホール 5B会議室(5F) -会場web-
参加費:無料
参加申込:E-mailにて受付(12/25受付締切)

題  目: 分散型熱物性データベースの開発(15:40-16:10)
講演者:   山下雄一郎(産総研)

DB講演内容:
 分散型熱物性データベースの今年度の活動(物性データの公開状況、閲覧 機能の紹介、検索サービスの拡張機能)と今後の活動方針について報告を行いま す。また、データベース閲覧デモンストレーション、データベース検索サー ビスの利用方法、データベースとシミュレーションの連携等も紹介予定です。

TPDS-web/ful利用チュートリアル公開

リリース日:2009/03/02

TPDS-web/fullの利用チュートリアル

物質ツリーの構成、画面構成、物質データ・物性データの探し方、グラフ描画機能に関する説明とチュートリアルを公開いたしました。チュートリアル入口

InetDBGV ver3.0.6リリース

リリース日:2008/09/26

バージョン3.0.6の新機能

1.リファレンス検索機能

論文名、雑誌名、巻・年・ページ、著者から物性データを検索することができます。

2.複数同時接続&横断検索機能

日本熱物性学会サーバーと産総研サーバーなど、同時に複数の分散型熱物性データベースに接続することができるようになりました。
それに伴って、複数のデータベース間を横断的に検索できる機能も追加されました。

3.画像収録・公開機能

SEM/TEM画像、スペクトルイメージなど数値データでは表現しづらいデータに関してもデータを収録・公開できるようになりました。

- DB閲覧:Webブラウザから-

TPDS-web

 OS,ブラウザに依存しない、閲覧システムで簡易検索、データ比較等ができます。

■データ更新情報