産総研(AIST)>分散型熱物性データベース

分散型熱物性データベースは液体、固体、高温融体に関する熱伝導率、 比熱容量、熱拡散率、密度、表面張力、蒸気圧などの熱物性値を収録しており、 無料でご利用いただけます。(開発・運営:産業技術総合研究所)

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ご案内

約3,600物質・材料に渡り、合計11,800件以上の物性データ(機械特性、光学特性、XRDスペクトル等を含む)を無償でご利用いただけます。右欄のDB閲覧項目からデータベースへアクセスできます。また、下記データ紹介のリンクからも直接データベースへアクセスできます。

材料構造・物性研究及び熱物性標準研究グループのご紹介

材料構造・物性研究グループ及び熱物性標準研究グループは技術コンサルティングや共同研究による熱物性評価を実施しています。下記グループHPを一度ご覧頂けますと幸いです。

材料構造・物性研究グループHP

熱物性標準研究グループHP

熱物性標準供給のHP

105件の新規データ公開 2020年09月01日

分散型熱物性データベースでは、新たに105件のデータを公開しました。ナノサイズ効果による熱伝導率変化が観測されたZnOエピタキシャル薄膜、分子間力結合を含む2次元層状材料である遷移金属カルコゲナイド(WSe2, MoS2, MoSe2等)の熱伝導率、高熱伝導材料でパワーデバイスへの応用が期待されるBNの熱物性データ等を整備しました。主な公開データは以下の通りです。

1a.エピタキシャルZnO薄膜(a軸配向)の熱伝導率

1b.多結晶ZnO薄膜(c軸配向)の熱伝導率

1b.硫化モリブデン(MoS2)の熱伝導率

2a.セレン化モリブデン(MoSe2)の電気伝導率、ゼーベック係数、熱伝導率

2b.硫化タングステン(WS2)の電気伝導率、ゼーベック係数、熱伝導率

2c. セレン化モリブデン(WSe2)の電気伝導率、ゼーベック係数、熱伝導率

3. シリコンナノワイヤの電気抵抗率、ゼーベック係数、熱伝導率

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■データ更新情報